Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その2~
前回のブログの続きです。
<前回>
Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます - 5月の青い空
前回、Tutorial 07まで進みましたので、今回はTutorial 08から進めたいと思います。
Tutorial 08:Cloud Robotics FX のディプロイ
Tutorial 09:Cloud Robotics FX 上で、アプリを実行
Tutorial 10:Stream Analytics の設定
Tutorial 08
Cloud Robotics FXをVisual StudioからAzure上へデプロイします。
Visual Studioでは、メニューからAzure上へWebアプリケーションをデプロイすることができます。
方法: Visual Studio から Azure クラウド サービスへの Web アプリケーションの移行および発行 | Microsoft Docs
基本的な手順はハンズオン資料にある通りなのですが、いくつか事前準備が必要なのでそちらを解説します。
証明書の準備
Azure上へデプロイするにあたり、証明書のインポートが必要です。
今回は検証ですので、自己証明書を作成します。
作成方法は以下ブログをご参考に。
Visual Studioのコマンドプロンプトを起動します。以下を右クリックで「管理者として実行」を選択します。
コマンドを投入します。
パスワードを入力します。
成功すると当該フォルダに証明書ファイルが作成されます。
このファイルを用いて、今度はpfxファイルを作成します。
成功するとpfxファイルができます。
証明書のインストール
作成された xx.cloudapp.net.cerファイルをダブルクリックし、証明書をインストールします。
証明書のストアは「個人」を選択します。
これで準備はOKです。
Tutorial 08をスタートします。
T08_02の補足
[設定]の[共通設定]タブで[クラウドサービス]の作成を押した後に、Azureポータルを開きます。
「すべてのリソース」-検索で先ほど入力したクラウドサービス名で検索すると、クラウドサービスができているはずです。
作成したクラウドサービスをダブルクリックします。
「設定」-「証明書」を選択し、「アップロード」ボタンを押すと証明書のアップロード画面に遷移しますので、証明書のxx.cloudapp.net.pfxファイルを選択し、パスワードを入力し、アップロードします。
作成が完了すると、このように表示されますので、サムプリントをコピーします。
Visual Studioに戻り、Cloudobotics FX Workerをダブルクリックし、証明書の箇所を表示します。
サムプリントの項目に、先ほどAzurePortalでコピーしたサムプリントの値をコピーします。
この作業を行ってから、Visual Studioに戻り、[発行]ボタンを押します。
ちょっと待つと、、、以下の画面が表示され、これでAzure上にアプリがデプロイされました!
Tutorial 08でだいぶ長くなってしまったので、、、Tutorial 09以降は次回にしたいと思います。
<第3回はこちら>
Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その3~ - 5月の青い空