Device Explorer が Azure Portal から使えるようになりました

Azure でIoTのシステムを構築する際に、Windowsであればデバイス管理のためのツール(Device Explorer)が提供されてきました。

github.com

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便利なツールであるものの、デバイス管理のたびに違うツールを立ち上げたり、デバイス作成のためにこのツールや、コードを実行するのはのはちょっと面倒、、、と思っておられたかもしれません。

 

そんな方向けに、いつの間にかAzure PortalでDevice Explorerの機能がリリースされています。

IoT Hubを作成すると、これまでなかったDevice Explorerのメニューがありますね。

Device Explorerを選択すると、今接続されているデバイス一覧が表示されます。

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「+追加」で新しいデバイスも登録できます。

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接続キーは自動的に発行されるので、出来上がったものをコピーしてコードに埋め込めば簡単に接続できますね。

 

ここでクエリをかけたりデバイスへメッセージを送ったりもできます。

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一部機能(Monitorなど)は無さそうですが、これでだいぶ作業が捗りますね!

 

<ご参考>IoT Hubの各種仕様やチュートリアル

docs.microsoft.com

 <ご参考>Azure IoT SDK

github.com

 

不意に訪れる英語の会話に

皆さん、英語で会話してますか?

いきなり英語で会話が始まると戸惑いますよね。

そんな時、Microsoft Translator ライブ機能の出番です。

 

2017年4月にMicrosoft Translatorの日本語対応が発表されました。

news.microsoft.com

もしかしたら、皆さんもお試し頂いているかもしれません。

 

もちろん、スマホアプリもあるのですが、お互いにインストールが必要だとすぐに始められないので、ブラウザからできるとよいですよね。 

今日はそれをブラウザから試す方法をご紹介します。

ブラウザから以下の3ステップで、お互いの言語に翻訳されながら会話ができます!

・ログインして名前と言語を入力

・他の参加者と会話コードを共有

・話す!

 

まずはこちらのサイトへアクセス。

Microsoft Translator | Conversations | Break the language barrier

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「開始」→「会話」を選択してログイン

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名前を入れて言語を選択して、「参加する」を押します。

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マイクテストなどを経て、会議がスタートします。

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他の参加者は、ここで出てくる、英大文字5文字の会話コードか、QRコードをスキャンして会話に参加します。

 

もう一人参加させてみましょう。今度は英語を話す人という設定で。会話コードには、先ほどの英大文字5文字を入れます。

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会話がスタートしました。主催者の名前も見えますね。

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参加者が入ってくると、このように見えます。

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少し話してみましょう。

話す際にはスペースキーかこちらのボタンを押します。

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英語で話すと、相手の言語(日本語)に変換して表示されますね!

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もちろん、アプリからの参加も可能です!

Microsoft Translator

Microsoft Translator

  • Microsoft Corporation
  • 仕事効率化
  • 無料

 多言語でもそれぞれの言語で表示されますね!

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これはとても便利です。ぜひ、活用してみてください!

 

Azure IoT Suite Connected factory が本日から利用できます。

4/20にアナウンスされた、Azure IoT Suite Connected Factory が本日から使えるようになりましたので、さっそく動かしてみたいと思います。

azure.microsoft.com

Azure IoT Suite Connected Factory とは?

・複数の工場の稼働状況を管理するための機能やモニタリング、可視化、アラートの機能が事前に構成されている。

・利用開始はワンタッチ

・OPC UA接続をサポート

OPCとは何ですか? - OPC Foundation Japan (日本OPC協議会)

 

Get Started !

例によってGet Startedが公開されているので、こちらを参考に。

docs.microsoft.com

IoT Suiteはこちらから作成できます。

https://www.azureiotsuite.com/

開いてみると、、、おお、Connected Factoryができていますね。

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Connected factoryを選択し、必要な設定(たったの3つ)を入れます。

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本件に限りませんが、ご利用のサブスクリプションによっては、VMが起動できない箇所があったりしますので、ご注意ください。その場合は、リソースグループごと消して再チャレンジ!

結構待つと、、、無事に完成します。

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工場を選択するとこんな感じでドリルダウンできます。

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詳細な使い方、試し方はGet Startedのドキュメントをご参照ください。

Azure IoT Suite connected factory overview | Microsoft Docs

 

リリースされたばかりのTime Series Insightsもさっそく使われてますね。

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 ぜひお試しください。

 

 

 

Azure Time Series Insights リリース

4/21にAzure Time Series Insights がアナウンスされました。

コードレスでIoT HubやEvent Hubの可視化が簡単にできます。

azure.microsoft.com

プレビューで使えるようになっているので、さっそく触ってみましょう。

ポータルからメニュー検索~作成

Azureポータルで検索すると、しっかり出てきますね

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作成を押すと、以下の設定画面に。

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現時点ではロケーションはヨーロッパ北部、ヨーロッパ西部、米国東部2、米国西部しか選べません。

また、Pricing tierはS1/S2を選んで、容量のバーを変更して決まります。

最低コストは15,304円/月~ですね。

設定

作成が完了すると、以下のようなメニューが出ます。

まずは環境トポロジからイベントソースを設定します。

IoT Hubを設定してみましょう。

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もう一つ、Data Access Policiesを設定します。

ユーザとロールを設定して保存します。

環境を開いて可視化を開始

概要-環境を開くから、可視化レポートを開いてみましょう。

おお、グラフが表示されますね。

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MEASUREの値を変更すると、表示される内容が変わります。

また、ADDを押すとグラフが追加されますね。

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気に入ったものができたら保存を忘れずに。

 

IoT HubやEvent HubからStream Analyticsを通さなくてもいきなり可視化できるのはとても良いですね。ぜひ使ってみてください。

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その3~

思わずシリーズ化してしまったCloud Robotics Azure Platform、第3回です。

今回が最終回となります。

<前々回>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます - 5月の青い空

<前回>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その2~ - 5月の青い空

前回、Tutorial 08まで進みましたので、今回はTutorial 09から最後まで進めたいと思います。

Tutorial 09:Cloud Robotics FX 上で、アプリを実行

Tutorial 10:Stream Analytics の設定

Tutorial 09

こちらは、ハンズオン通りに進めていけば特に問題ないと思います。

終わるとPepperくんが「Hello World !」と言ってくれます!

Tutorial 10

こちらでリアルタイム分析のハンズオンができます。

Stream Analyticsの設定をするのですが、Stream AnalyticsはAzure IoT プラットフォームを構成する機能としてとても重要でかつよくできているので、ぜひ触ってみてください!

また、Power BIも企業アカウントで無料で使えますが、簡単に可視化ができますので、こちらもおすすめです!

このブログでは補足として、Power BIの設定を解説します。

T10_10でPower BIの接続確認ができている状態からスタートします。

PowerBI左下メニューにストリーミングデータという項目があると思います。こちらをクリックします。

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ストリーミングデータの一覧の中から今回作成したものを選択し、アクションのグラフマークをクリックします。

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そうするとレポート作成画面が開きます。

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右側の「フィールド」から必要なデータを選び、「視覚化」(使用するグラフ)を選択すると、簡単にグラフやカウンターができます。

一つやってみましょう。

「フィールド」からCounter、「視覚化」は表を選びます。すると、左側に現在の集計値が出ます。

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グラフを作ってみましょう。

「フィールド」からCounter、視覚化はグラフを選びます。すると左側にグラフが表示されます。

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複数条件のグラフも簡単にできます。

例えば、性別ごとのCounterをグラフ化するには、「フィールド」のCounterとgenderにチェックし、同じようにグラフを選びます。

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ちなみに、このデータの元は、CloudRoboticsDefToolを起動してPepperシミュレータから送るメッセージ(Pepper Detect)の中のRbBodyの値を集計しています。こちらをいろいろいじると送られるデータが変わりますので、ぜひお試しください。

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これらを組み合わせると、簡単な来店者情報をリアルタイムに可視化するダッシュボードが簡単に作成できます。何度もPepper Detectを送るとリアルタイムにグラフが変化する様子が分かると思います。

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全3回に渡りお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

このチュートリアルでできるのはリアルタイム可視化の箇所でしたが、とても簡単にシミュレータを動かし可視化するところまでできたと思います。

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ぜひ、皆さんで使っていただいて、Pepperくんにいろいろなことをさせてみてください!

ではでは。

 

 

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その2~

前回のブログの続きです。

<前回>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます - 5月の青い空

前回、Tutorial 07まで進みましたので、今回はTutorial 08から進めたいと思います。

Tutorial 08:Cloud Robotics FX のディプロイ

Tutorial 09:Cloud Robotics FX 上で、アプリを実行

Tutorial 10:Stream Analytics の設定

Tutorial 08

Cloud Robotics FXをVisual StudioからAzure上へデプロイします。

Visual Studioでは、メニューからAzure上へWebアプリケーションをデプロイすることができます。

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方法: Visual Studio から Azure クラウド サービスへの Web アプリケーションの移行および発行 | Microsoft Docs

基本的な手順はハンズオン資料にある通りなのですが、いくつか事前準備が必要なのでそちらを解説します。

証明書の準備

Azure上へデプロイするにあたり、証明書のインポートが必要です。

今回は検証ですので、自己証明書を作成します。

作成方法は以下ブログをご参考に。

blogs.technet.microsoft.com

Visual Studioコマンドプロンプトを起動します。以下を右クリックで「管理者として実行」を選択します。

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コマンドを投入します。

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パスワードを入力します。

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成功すると当該フォルダに証明書ファイルが作成されます。

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このファイルを用いて、今度はpfxファイルを作成します。

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成功するとpfxファイルができます。

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 証明書のインストール

作成された xx.cloudapp.net.cerファイルをダブルクリックし、証明書をインストールします。

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証明書のストアは「個人」を選択します。

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これで準備はOKです。

Tutorial 08をスタートします。

T08_02の補足

[設定]の[共通設定]タブで[クラウドサービス]の作成を押した後に、Azureポータルを開きます。

「すべてのリソース」-検索で先ほど入力したクラウドサービス名で検索すると、クラウドサービスができているはずです。

作成したクラウドサービスをダブルクリックします。

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「設定」-「証明書」を選択し、「アップロード」ボタンを押すと証明書のアップロード画面に遷移しますので、証明書のxx.cloudapp.net.pfxファイルを選択し、パスワードを入力し、アップロードします。

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作成が完了すると、このように表示されますので、サムプリントをコピーします。

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Visual Studioに戻り、Cloudobotics FX Workerをダブルクリックし、証明書の箇所を表示します。

サムプリントの項目に、先ほどAzurePortalでコピーしたサムプリントの値をコピーします。

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この作業を行ってから、Visual Studioに戻り、[発行]ボタンを押します。

ちょっと待つと、、、以下の画面が表示され、これでAzure上にアプリがデプロイされました!

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Tutorial 08でだいぶ長くなってしまったので、、、Tutorial 09以降は次回にしたいと思います。

 <第3回はこちら>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その3~ - 5月の青い空

 

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます

Pepper World 2017 2日目の基調講演「IoTとRobotの未来について」にて、Pepper IoT Connectが発表になりました。


Pepper IoT Connectは、ロボットやプリンタ、ロボットや液晶デバイスなど、様々なデバイスを連携させるプログラム※なのですが、このSDKとして、Cloud Robotics Azure Platform SDKが公開されています。

クラウドロボティクスに関して

Cloud Robotics Azure Platform SDKはサンプルコードとして無償で公開されていますので、誰でも試すことができます。今回、こちらをご紹介したいと思います。

github.com

 

まずはダウンロード

上記のGitHubにアクセスしてダウンロードして展開します。

 ※展開時の注意

 展開する際にフォルダの階層深く展開してしまうと、ビルドの際に以下のエラーが出ることがあります。ですので、C:¥直下に配置することをお勧めいたします。

エラー  プロジェクト CloudRoboticsUtil で NuGet パッケージの復元に失敗しました: 指定されたパス、ファイル名、またはその両方が長すぎます。完全限定型名は 260 文字未満で指定し、ディレクトリ名は 248 未満で指定してください。。

 

ハンズオン!

 このSDKにはかなり詳細なハンズオン資料が添付されています。かなり詳細な手順と画面ショット付ですので、これを見て頂ければ一通りお試しいただけます。

 全体の流れ

 詳細な手順はHands-on資料をご覧いただければと思いますので、全体的な流れを以下に記載します。

Tutorial 01:リソースグループ&ストレージの作成

Tutorial 02:Azure IoT Hubの作成

Tutorial 03:SQL Databaseの作成

Tutorial 04:SQL Database上にテーブルを作成

Tutorial 05:Cloud Robotics SDK のビルドと設定

Tutorial 06:デバイス間通信の為の設定

Tutorial 07:デバイス間通信のテスト (Cloud Robotics FX のデバッグ実行)

Tutorial 08:Cloud Robotics FX のディプロイ

Tutorial 09:Cloud Robotics FX 上で、アプリを実行

Tutorial 10:Stream Analytics の設定

 

Tutorial 01~07まで

こちらを実施すると、ローカル環境でCloud Robotics FX を動かすことができます。

かなり詳細なHands-onテキストが用意されていますので、あまり躓くことはないかもしれませんが、以下をご注意ください。

T05_02:各ソリューションのビルドができない

各ソリューションをビルドする際に、SignTool.exeが見つかりませんというエラーが出ることがあります。まずはVisualStudioの変更を試していただくのですが、それでもうまくいかなかった場合、Windows 10 SDKをインストールして当該フォルダにSignTool.exeをコピーいただく方法があります。ご参考まで。

【MS Visual Studio Community 2015】SignTool.exeが見つかりません

 

T05_03:Cloud FXの設定

この設定を間違えると動きませんので注意深く設定します。
全体的にコピペでうまくいくのですが、ADO.NETの設定を入れる際に、T03_05でちゃんとユーザID/パスワード部分を入力していないとハマるので注意です。

 

テキストの記載通り実行すると、ローカルでデバイスシミュレータを起動できます。

とても簡単ですね。

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ここまでCloud Robotics FX をローカル環境で実行できるようになりました。

次回はクラウド上にデプロイしたいと思います。

 

 <第2回はこちら>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その2~ - 5月の青い空

 <第3回はこちら>

Cloud Robotics Azure Platform V1 が試せます ~その3~ - 5月の青い空